私はXperiaユーザーではないので正確なアップデート日付は分かりませんが、2010年6月中旬ぐらいのアップデートをきっかけにTimer処理がおかしくなりました。具体的にいうとandroid.os.Handlerクラスで処理しているキーリピートの間隔が急にバラバラになった事です。そのため、java.util.Timerやjava.lang.Threadに処理を置き換えましたが全くダメでした。具体的には下記のような実装をしているゲームアプリはいまごろ全てダメになっているような気がします。また、GC(ガベージコレクション)が重たくなりキーリピートがスムーズに動きません。
public class TickHandler extends Handler {
long before = 0;
long delay = 200;
public TickHandler(){
this.sleep(1000);
}
@Override
public void handleMessage(Message msg) {
long current = SystemClock.uptimeMillis();
long x = current - before;
if(x > delay){
before = current;
if(ControllerView.repeatNative)
pushRepeat(true);
}
this.sleep(10);
}
public void sleep(long delayMills) {
removeMessages(0);
sendMessageDelayed(obtainMessage(0),delayMills);
}
}
どうやって回避したかというと、下記二つの修正を行いやっと回避が出来ました。
* 「リアルタイムのインスタンス生成を(new)をとにかく減らす」
* 「GLSurfaceView.RendererのonDrawFrameのイベントでタイマー処理を統一」
2つ目の修正なのですが、どうやらOpenGLのタイマー処理だけ何故か正確だったのでこれに統一しました。どうしてもXperiaでタイマー処理がガタガタになったらこの修正を試す事をお勧めします。
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